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パイナップルミントコボ1号

うちのベランダで育てているパイナップルミント。
大体いつも冬の間は枯れもせず伸びもせずといった具合なんですが、なんだかこの冬は11月などはまるでまだ夏なのか~と思うほどぐんぐんと伸び、12月に入ってからも少々伸びたりしていたんですよね。
実はこのパイナップルミント、普通のミントに比べるとちょっと香りが弱くてお料理の彩りにする程度にしか使い道が思いつかずもてあまし気味だったので、これ幸いと酵母にしてみることにしました。

パイナップルミントコボ1号_d0142961_14494670.jpg1月2日、さっと洗ったパイナップルミントを特に葉っぱだけ外すということもせず茎のまま、瓶にいっぱい詰め込み水と蜂蜜を加えます。
りんごコボ2号の発酵エキスも少々加えて、このまま冷蔵庫へ。


パイナップルミントコボ1号_d0142961_14505247.jpg1月7日、常温へ。
今まで果物は4日で冷蔵庫から出していたのですが、この真冬の最中ハーブの酵母は起しにくいのでは?と考え、強い酵母を育てるためにも少々長めに冷蔵庫へ入れてみました。


パイナップルミントコボ1号_d0142961_14511771.jpg1月10日。
発酵には1週間くらいかかるかなと思っていましたが、意外と早く3日目に発酵しました。
その朝までは全く変化がなく「ホントに発酵するかしら」と思っていたくらいだったのに、会社から帰ってきてみたら瓶の中の液が白濁してミントが上に浮いてました。
一気に発酵するものなのだなぁ。


パイナップルミントコボ1号_d0142961_14512998.jpg蓋をあけるとぶわっとミントが盛り上がってきて、りんごや柿ほどではありませんが少々液があふれました。
りんごや柿がシュワシュワ~って感じならば、これはプクプク~って感じ。
粗めの泡がプクプクと起きてきます。
香りもほんのりとしたミントの香り。
そんなに強くはありません。


パイナップルミントコボ1号_d0142961_14515289.jpg1月11日。
昨日よりもさらに発酵が進み、あんなに瓶いっぱいに入れてたパイナップルミントが瓶の上1/3くらいに縮んで上がってきています。
液の色もさらに白濁が進み、葉っぱの1枚一枚に付いたプクプクの泡が可愛い♡
さぁ何に使おうかしら。
初めての果物以外の酵母なのでちょっと悩むところです。


パイナップルミントコボ1号_d0142961_14521091.jpgこれだけ元気になると、もちろんこれも蓋を開けるときにはちょっと噴水状態になりましたが、この蓋のパッキンがいかれてて緩くなっているのか、ちゃんと閉めていたのに間から漏れちゃってたみたい!
瓶がなんだかベタベタするなぁと思って瓶を入れてたソフトタイプのクーラーボックスの底を見たら、何とこんなに液が溜まってました…。
瓶の中の酵母液の色は白なのに、なぜか外に漏れ出していたこの液の色は薄茶っぽい…。
これって酸化しちゃってこういう色になっているのかしらね。


パイナップルミントコボ1号_d0142961_1501368.jpg1月13日。
パイナップルミントの葉っぱは結構薄いので、いつまでもこの液の中に入れておくとヌルヌルになって悪くなっちゃうかなと思い、葉っぱを出して液だけで保存することにしたのですが…。
何と朝に葉っぱを出してから冷蔵庫で保存していたら、夜にはこんな色になっちゃってました…。
泡も出てるし酵母らしき粒々が酵母液の中に見えるし、香りもそんなに変化してないから悪くなっているわけではないのだろうけど、何だかこの変色が気持ちが悪くて迷った末に捨てました…。
葉ものでも素材は取り除かずにそのまま漬けておいて保存したほうがいいみたいです。
次回から気をつけよう!


パイナップルミントコボ1号から出来たもの~♪
カンパーニュ
白菜と豚バラの重ね蒸し(豚バラ肉を2cmくらいの長さに切り、塩胡椒をしてパイナップルミント酵母少々をかけて馴染ませておき、耐熱容器に適当な大きさに切った白菜→豚バラ肉→白菜→豚バラ肉→白菜となるように重ね、ラップをして電子レンジで蒸し、蒸しあがったらそのまま又はお皿にひっくり返して取り出しケーキみたいに切る。ポン酢などのタレにつけて食べるとすごーくおいしい!)
パイナップルミント酵母塩 → 失敗
# by r-cobo-chan | 2008-03-01 15:05 | ミントコボ(酵母)ちゃん

柿コボ3号

柿コボ3号_d0142961_2324263.jpg1月2日。
成功した柿コボ2号のエキスを少々入れて仕込みます。
3号の柿は、もうジュクジュクで皮を剥くのも大変かもって言うぐらいに熟した柿。
糖分なし、水なしで仕込みます。
冷蔵庫に入れて、この後しばし実家へ帰省。


1月6日。
冷蔵庫に入れて4日目で常温へ移します。

柿コボ3号_d0142961_23245567.jpg1月7日。
まだ一日しか経ってないけど、なんとこんなに分離してる~~~。
これがホントの発酵だったのだなぁ。
これから見ると、柿コボ2号は分離せずに全体的にふつふつと泡だっているだけだったので、きっと発酵が弱かったのでしょう。
何度も試してみると違いもわかっておもしろい。


柿コボ3号_d0142961_23251633.jpgそしてここまで分離しているのだからこれは早く蓋を開けてあげなければいけません。
でも、よーく見るとこの蓋、かなり膨らんでませんか~~~。


柿コボ3号_d0142961_2325335.jpgこれは同時に仕込んだパイナップルミントコボちゃんの蓋。
まだ発酵してないもの。
こちらは蓋が平らですよね。
あ~絶対↑の柿コボちゃんの蓋は中からのガスの力で膨張してるわ~。


柿コボ3号_d0142961_23255835.jpg恐々と開けてみるとこんな感じ。
一気に皮と実が上に押し上げられてきて、シュワシュワの泡ももう少しであふれ出しそう!
水も糖分も入れてないのにスゴイ、すごーい!
今日からもうお料理に使っちゃうぞー。


柿コボ3号_d0142961_23261378.jpgそして翌日1月8日。
昨日であふれそうな状態だったから、蓋を開けるのがちょっと怖いような楽しみのような…のガス抜き&コボちゃんチェックタイム。
ギャーーッ!キターーーーーーーーーッ!!!
蓋を少し緩めたそのそばから、滝のような勢いで柿コボちゃんがあふれてきます!
リンゴの真っ白で爽やかなシュワシュワとはまた違い、濃いオレンジ色のキメ細かい泡です。
受け皿敷いててよかったよ~。
少し味見して(ほんのり甘い♡)、受け皿にあふれた酵母をまた瓶に戻しておきました。


柿コボ3号_d0142961_23265129.jpg1月12日。
この間ずっと常温に出しっぱなしにしておいたら、実が全部とろとろになって残った皮だけが上に浮いている状態です。
ここまでくると少しだけどアルコールも混ざったようなかなり濃厚な香りです。
最後の最後まで使い尽くそうと、皮から少々残っている実をしごいて酵母をグルグルと混ぜて使い切ります。




柿コボ3号から作ったもの♪

大根の水キムチ
紅芋と打ち豆の煮物
クラッカー
酵母炊きご飯(普通の白米のご飯を炊くときに柿酵母を混ぜて炊くだけ。糖分を入れてご飯を炊くとツヤツヤに炊きあがると聞いたので柿酵母はまさにぴったりと思ったのですが、色がオレンジ色だけに炊き上がりが真っ白にならず思っていたよりイマイチでした…^_^;)
# by r-cobo-chan | 2008-03-01 00:54 | 柿コボ(酵母)ちゃん

酵母(柿)のクラッカー

酵母(柿)のクラッカー_d0142961_0582563.jpg
■材料■

柿酵母柿コボ3号(仕込んでから11日目、常温に置いてから7日目)使用) 大さじ4
強力粉 50g
薄力粉 150g
塩 小さじ1
オリーブオイル 大さじ4

■作り方■
「新しいごはん」のスガハラマサヨさんの「玉ねぎ酵母クラッカー」の作り方で。
材料を混ぜた生地(一つにまとめる感じで捏ねない!)をラップに包んで冷蔵庫の野菜室で2日間寝かせたものをオーブンで焼きました。

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全く水分を使わず酵母とオリーブオイルだけで生地がまとまるものなのか…と、作る前はちょっと不安だったりしましたがこれが意外とまとまるものなのです。
お粉は中力粉か薄力粉使用とあったので、強力粉と薄力粉を混ぜてみました。
二日経って冷蔵庫から出したその生地は、周りにうっすらとオリーブオイルの黄金色が浮かんでて、一瞬駄目になっちゃったのかしら…と焦ってしまったけど、無事おいしいクラッカーが出来ました。

私の小さなパン捏ね用の板には200g全部が一度には延ばせず、またオーブンも小さいので一度には並べられず、2回に分けて延ばして切って焼きました。
こんなに固い生地でもやはり少しは膨らむもので、ちょっと分厚すぎのクラッカーになっちゃった!
次回はもう少し薄めに延ばそう♪

お味はこれが素朴な感じでカリッとしててすごーくおいしい!
出来たてよりも数日経ってからのほうがよりおいしかったです。
ちょっと小腹がすいたときなどにかなりお薦め!
# by r-cobo-chan | 2008-02-28 00:59 | コボ(酵母)スイーツ

紅芋と打ち豆の煮物

紅芋と打ち豆の煮物_d0142961_0392393.jpg
■材料■
紅芋 1本
打ち豆
黒豆煮(お正月の甘いの)のシロップ
塩 少々
柿酵母柿コボ3号(仕込んでから7日目、常温に置いてから3日目)使用) 大さじ3

■作り方■
打ち豆は軽く洗って水に数分漬けておき、紅芋は皮を剥き一口大に切ってから水に漬けアクを抜く。
鍋に材料を全部入れ、シロップが足りなければ紅芋がひたひたになるくらいまで水を足し、アルミホイルに穴を開けた落し蓋をして弱火で芋が柔らかくなるまで煮る。


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やさしい甘みがありお味はとってもおいしかったのですが、何だか色合いがビミョーなのが残念だわ~。(笑)
あにゃーちゃんが育てた紅芋はこのあたりで買える皮が薄茶色っぽくて中身が薄紫の紅芋ではなく、ほーーとに芋が蒸したり茹でたりする前から濃い紫色をしたアントシアニンがたっぷり含まれているもの。
その素敵な色に緑の打ち豆が茶色っぽく染まってしまい、ちょっと見た目はお肉のよう。
煮た打ち豆は色だけじゃなく食感もお肉っぽくて、これが結構いけるのですよ~。
長いこと戻す必要もないし、打ち豆ってもっとどこにでも置いてあればいいのにね。

この紅芋はもともとあんまりすじっぽくなかったから、柿酵母を入れたから柔らかくなったかというとそのあたりはイマイチわからず。
やはり煮物に酵母を使う場合には、最初から入れるとき→1カップくらいの大量、最後に風味づけとして入れるとき→大さじでもOKって感じでしょうか。
少量の酵母だと煮込んでしまうと使用した意味がイマイチ感じにくいかも。
# by r-cobo-chan | 2008-02-28 00:41 | コボ(酵母)料理

大根の水キムチ

大根の水キムチ_d0142961_0142824.jpg
■材料■
大根     
塩     
青唐辛子     
にんにく  
生姜        
酢     
砂糖    
水     
柿酵母柿コボ3号(仕込んでから6日目、常温に置いてから2日目)使用) 一つの袋に大さじ2くらい

■作り方■
おはよう♪さんのブログ「知的な美人は料理もうまい食いしん坊」こちらの記事のレシピで。
おはよう♪さんの水キムチにはニラや青ネギも入っているのだけど、今回は潔く大根のみで作りました。
大根を一晩塩漬けして、その後水キムチ液に漬けてラミジップに入れて一晩常温に置き、翌日冷蔵庫に入れるときに柿酵母を加えました。
青唐辛子は酢漬けにして保存しておいたもの(瓶に唐辛子を丸のままいれて酢を注いで冷蔵庫に保存してあるだけ)を使用。


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この水キムチはとても簡単にできておいしく、また保存も効くので、去年はまって何度も作ったもの
実家の父が大根を作っているので冬に実家に行くと、必ずものすごーく太いやつを2,3本まとめて渡されるのです。
そりゃーもちろん嬉しいですが、2人家族の我が家は保存食にでもしない限り一気には食べきれないので、こういったレシピはとても助かります。

本当は大根を塩漬けし洗った後、水キムチ液に漬けるときに液に柿酵母を混ぜて漬け込もうと思っていたのだけど、その時には柿酵母がまだ完成していなかったので、翌日出来上がった柿酵母を冷蔵庫に入れる前に液に混ぜました。

2袋作ったうち1袋にのみ柿酵母を入れてお味を比べてみたところ、柿酵母を入れたもののほうが早いうちに角が取れたようにマイルドに浸かり、入れてないほうは早いうちは何となくツンツンしたお味でした。
大根も酵母入りの方はすぐに柔らかくなりました。
漬物に酵母、柚子大根の時も同じように早く浸かったので、結構有効みたいです。
植物性乳酸菌もきっと酵母入りの方が多く発生し体にいっぱい取り込めるのではないかな~。

この水キムチの汁は捨てずに飲むと体にとってもよいそうです♪
おはよう♪さんによれば、二日酔いの朝に飲むとシャキーンとするそうですよ~。(*^_^*)
# by r-cobo-chan | 2008-02-28 00:22 | コボ(酵母)保存食